住宅ローンのQ&A

住宅ローンとほかのローンの違いイメージ画像

住宅と名のついた住宅ローンは、当然ながら他のローンとは違った商品です。ここでは住宅ローンと他のローンの違いについて学びましょう。

まず、最も大きな違いは金利。住宅ローンは借入金額が大きいだけに金利は低めに設定されています。金融機関によっていろいろな住宅ローンがあるので、一概に何%とは言えないのですが住宅ローンは0.8から2%程度に設定されていることが多め。これに対してカードローンは5から18%程度、アパートローンは5から8%程度、事業者ローンは10から18%程度。安めに設定されている自動車ローンですら2から5%程度はかかると言われています。

ここから分かるように住宅ローンの金利は安め。もちろん割合の話であって具体的な数字にしてしまえばそれなりに高いわけですが、カードローンで住宅の費用を賄おうとするよりは絶対にまし。というよりも他のローンで住宅の費用を支払うのはまず不可能でしょう。では、住宅ローンの名前でお金を借りればお得なのかと言われれば、これも不可能。住宅ローンは住宅購入の際にしか利用できません。まぁ、「住宅」ローンですからね。当たり前と言えば当たり前でしょう。

後は単純に借入金額が他とはけた違い、という違いも。普通のカードローンなどだと数十万、多くても数百万といったところでしょうが、住宅ローンは基本的に数千万単位。返済期間も数十年単位となるのが当たり前です。ある意味、ローンの中の王様的な存在かもしれません。借入額が多く返済期間が長い。住宅ローンにこういった点で勝つローンはまずないでしょう。

審査については借入額の大きさもあってわりと厳しめ。他のローンの借り入れができても、住宅ローンには通過しないというパターンもあるようです。住宅ローンの審査については詳しくまとめたページがあるので、心配な方はそれを参考にしてみるといいでしょう。これらの情報から簡単にまとめると、住宅ローンと他のローンの違いは借入額と金利といったところ。特に金利の点が大きいです。