住宅ローンを組むのは一家の大黒柱である父親、なんて考えはもう古いです。今や女性社会。女性が一人で住宅ローンを組むのも当たり前です、と言いたいのですが現実はそう甘くないようで、まだまだ古き悪しき習慣が残っています。具体的には女性差別というやつでしょうか。
最近は結婚しないで働き続ける女性や、結婚しても専業主婦にならない女性が増えているわけですが、住宅ローンを貸し出す金融機関はなかなかに考えが古いようで、「女性は結婚すると仕事を辞めて収入が無くなってしまう」「出産で仕事ができなくなる」などの判断から女性の住宅ローンは厳しいとも言われています。男女平等の社会なんて本当に言葉だけですよね。社会における女性の立場については、下記のようなサイトも参考にしてみてください。
http://women-unlimited-blog.net/
住宅ローンひとつをとってもこのような状況なのですから、本当の男女均等を目指すには女性が積極的に動く必要があるでしょう。そのためには現状を知ることが大前提です。ただ、絶対に女性だけだと審査に通らないかと言えばノー。金融機関によっては母子家庭や独身女性にも住宅ローンの貸し出しを行っています。
男性と比べてしまうと厳しいかもしれませんが、端から諦めずにぜひ事前審査などに申し込んでみてください。また、最近は女性でも借りやすいように作られた、女性のための住宅ローンも存在するようです。会社によっては、そういった女性専用の住宅ローンのほうが金利が優遇されることもあります。銀行や不動産会社の住宅ローン担当者なら、そういった住宅ローンにも詳しいと思いますので、聞いてみるといいでしょう。
しっかりと安定した職についていて、安定した収入があれば借りられないことはないはずです。ちなみに、借入額についてはネット上でシミュレーションすることが可能。先に予算を決めておかないと家選びがスムーズに進まないので、積極的に利用して事を円滑に運びましょう。女性一人だからと諦めずに頑張ってみてください。